30代サラリーマン卒業までの奮闘記

30代でサラリーマン卒業して起業するぞ!

部下を育てるのか、潰すのか

会社員として部下をもったり、他の上司を見ていたりすると、自分の失敗体験やら成功体験やら他の人の日頃の言動を見ていて気づくことがある。

 

部下を育てるのか、潰すのか

 

育成が上手な人っていうのは、自分が最後まで責任を持って育てるという覚悟をもって接しているし、そうした態度は相手にも伝わってちゃんと育っている。

育成が下手な人は、一言で表現するなら仕事を丸投げ。自分が育てるという考えがなく、もし部下が育たなかった場合には組織のせいにする。

 

育成が上手な人は相手を無理やりに変えようとするのではなく、相手の長所を尊重している。変わってほしいところがあってもちゃんと待つ姿勢がある。

育成が下手な人は、自分の思い通りに変わって当然、すぐに変わるべき、という考えを押し付けてしまい、仮に変わったように見えても本質は変わらないうえに大きなストレスをかけている。

 

育成が上手な人は効果的に相手を褒めている。

ただ褒めるだけじゃない、どこが良かったのか、組織に対してどんな好影響をもたらしたのか、結果を褒めてほしいのかプロセスを褒めてほしいのか相手のタイプも見極めて褒めることができる人の下についた人間はとても育つし、自信をもって伸び伸びとプレーすることができる。

育成が下手な人は相手のウィークポイントを見つけて指摘する。

誰しも長所・短所があることを分かっていない。部下ひとりひとりにも、なにかしら自分よりも優れた部分があるからそこを見つけようという姿勢がない。

ちょっと目につく弱点があるとそこを指摘してやる気を奪ってしまう。

 

育成が上手な人は相手の話を頻繁に聴く、じっくりと聴く。

時間がない、忙しいからと言い訳をせず、日頃から短時間ずつだとしても話す時間を取るようにしていると気軽に本音を言いやすい関係性ができる。

安心して話せる雰囲気は人の本音を引き出すだけでなく、何かあった時には相談できるという環境がより安心感をもたらしている。

時にはじっくりと長話にも付き合うことができる人は尚素晴らしいと思う。

育成が下手な人は相手の話を〝ながら〟で聞く、もしくは聞かない。

適当に聞き流しているのも、面倒だと感じているのも相手にはしっかりと伝わります。

それが伝わると、話してもムダだと思われてしまい話してこなくなる。

コミュニケーション不足に陥りますね。

聞きたいことも安心して聞けない環境は、安心感もなく残るのはストレスだけでしょう。

 

いかがだったでしょうか(^_^.)

学ぶことは反面教師的な要素が大半な今の会社ではありますが、育成が上手なパターンにほぼ当てはまる人がいるのでとても勉強させていただいた。

人がどう育つか、本人の素質も大切な要素ではあるけれど、それ以上に育成者側の影響は大きいと思い書いてみました。

 

それでは、今この瞬間を大切に!!