こみ上げる笑い〝LEGEND OF W〟その①
部署異動なんかでいつまでもテンションダウンしていても仕方ないので、楽しいことを考えて楽しい気持ちになって過ごそうと思います。
そう、今の会社を出られるその日にも笑顔で出られるように★
今日は、2年間程私の上司としてのポジションで君臨していた〝W〟という方について書いていきたいと思う。
言うまでもなく彼は管理職側の人間である、私のような現場を管理する社員を更に管理される方、いわば当時の私にとっては雲の上のような存在なのである!!
ところが、、、神や釈迦の如く心の広いお方〝W氏〟は腰が低いのだ。。
心が広すぎるのだ、、、時間に対しても何に対してもおおらかなのだ。。
旧約聖書に出てくる
〝明日のことは明日心配すれば良い〟
の如く、緊急の業務があっても帰ってしまうのだ!笑
というよりも、忘れているのだ!!笑
つまりはこういうことだ。
〝心配する日などない!!〟笑
なぜならば、記憶そのものから消してしまわれるのだから。
そして愛に溢れた決め台詞、
〝ごめーん忘れてもうたわ!!〟笑
私は何度も神の尻拭いをするという名誉な仕事をさせていただいたことを鮮明に記憶している!!
誤解のないように言っておくと、記憶力や知能はとてつもなく高いのである。
中国語を流暢に話し、映画を見ても英会話の内容を聞き取り、プロ野球のデータも隅々まで知り尽くしておられる。
前置きが長くなりましたが、LEGEND OF Wの事件について書いていきたいと思う。
あれは今からちょうど2年ほど前だろうか、冬の寒さも去りゆき暖かさが我々の身を包み始めたころである、春の暖かさが彼の頭を蝕んだのだろう。。笑
当時の私は勤務帰りに彼のアパートに立ち寄り、ジャイアンツ戦を観戦しながら雑談をして帰路につくのが日課であった。
家に入る、という小学生でもできる行為に苦戦しているではないか!!
ガチャリ、、ガチャリ、、ガチャガチャガチャ、、あれ??開かれへんぞ??
次の瞬間、我々平民は衝撃の瞬間を目にすることとなる!!!!
ガチャ。。。なんと、自動ドアでないはずのドアが開いたのである、これが神々の国への入り口というものなのだろうか!!??
神々の高尚なお言葉を期待していた平民の期待とは裏腹に、次の第一声は、、
〝何ですか!!!???〟怒
なんと、出てきたのは人間の女である。。
????W氏は頭が混乱している。。。
あってはならぬ間違いなのだ!!
いくら春の陽気に頭をやられていたとはいえ、夕暮れに自分を重ねて酔っていたとしても、、決してあってはならぬ間違いを犯したのだ!!
そう、彼の部屋番号は305号室。
何度も鍵をガチャガチャとしていたのは、、、
205号室であった!!
そして神からのありがたい謝罪のお言葉である、、
すんませんね、間違えましたわ!!笑
きっとその女性は恐怖だったであろう。笑
部屋で休んでいると、何度も何度もドアノブを回され、何度も何度も鍵を開けようとされるのだから。。
そしてのぞき穴から外を見ればそこには中年のメガネ神である!!
恐怖だったに違いない!!!!
そして今でもひとつの疑問が残る。。
何故に神は途中で部屋番号を確認しなかったのか??
神に間違いはないとでも言いたかったのであろうか??
ひとつの仮説ではあるが、我々平民への笑いの提供に心を砕かれていたのであろうと、今になって思うのである。
数々の伝説を残した〝W様〟の1ページ目でした(*^_^*)